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Re: 『かかわり本』番外編

 あっしにとっての朗報。(^O^)いつも丁寧に読んで下さるGさんからまた、下記のようなコメントを頂きました、Gさん、有難うございました。


  紋次郎さんの文章は全くよどみが無く、話題は果てしなく広がって行く。あー、今日も又、道に迷ってしまった。帰り道はいずこにと探し回るばかりである。

  こういう時は、どこかとり付けそうな部分を探して、そこに食いつくに限る。全部食べようなどと決して思わないこと。食べれば、この小さな銀杏じゃなかった、胃腸では、きっと消化を起こす。という訳で。

>  また、おっかない女、神近市子さんのはなしも面白い。市子はもと、社会主義者の大杉栄の愛人だったが、大杉が心変わりをして、神近から伊藤野枝を愛し始めたことから、激高して大杉を刺し、2年間ブタ箱生活を送る。いわゆる、日蔭茶屋事件である。

  大杉栄と神近市子、伊藤野枝の関係はその通りだが、伊藤野枝とのことについて目が留まった。

  伊藤野枝については、まず青鞜社のことが挙げられる。1911年、青鞜社は平塚らいちょうらによって創刊された。1915年それを引き継いだのが、伊藤野枝。女性解放問題が生涯の課題。

  青鞜社に参加する前に、福岡糸島から上京し、上野高女に入学し、当時英語教師であった有名なダダイスト辻潤と結婚していた。子供が2人いた。

  青鞜社で頭角を現し、与謝野晶子などの、蒼々たる女性解放活動家と親交を深めて行った。

  この流れの中で、無政府主義者(アナーキスト)、大杉栄に接近していったのは、必然のことだった。神近市子と大杉を争い、壮絶な事件にまで発展した訳。結局恩師でもあった辻順と別れ大杉と結婚。

  伊藤野枝の思想は急進化していったが、それも必然。1923年、関東大震災の際に大杉と一緒にいた所を、大杉の甥の橘宗一と共に、憲兵大尉甘粕正彦に虐殺される。明らかに狙われていた。わずか28歳の無残な死に様が胸を打つ。

  実は、甥の宗一が米国籍だったために、米大使館に抗議され、政府(軍部)はおお慌て。しかし軍法会議で甘粕は死罪にはならず、満州に逃げていった。(この後、満州で元夫の辻順と甘粕大尉の再会の描写を読んだことがあるが、丸で、ピストルを抜かない決闘のような場の描写が壮絶であった。辻順は離婚しても野枝を愛して
いた。)

  静岡市葵区に野枝の墓があり、「自由恋愛の神様」となっているようです。全集も出されている。

  辻順と野枝との間の長男が辻一(つじまこと)、彼のことも語り出せばキリがない。


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