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『かかわり本』番外編~2

  夢声は新宿の武蔵野館で得意の弁舌を披露していたらしいが、あっしは(もちろん、トーキーの時代になってからであるが)この映画館には何度か行った覚えがある。新宿にはそのほか、昭和館と云うのもあったはずだ。ムーラン・ルージュについては聞いたことはあったが、中へ入ったことはない。(1951年廃業とあるので、あっしの学生の頃まだ、営業していたらしい。)

  井伏さんによると、徳川夢声というひとは、洒落の名人であったそうな。すし屋で洒落を連発して、すし屋の主人が笑い転げたとあるが、酒の飲み方が尋常でない。飲むというより流し込むというのだ。

  あっしの思うに、人気絶頂の夢声にも、ひと知れぬ悩みがあったような気がする。井伏さんは、夢声とは将棋の会で、実際に会ったこともあるようだ。

 話は変わるが、次は、

  四面道の由来。四面道の名は、「荻窪の今昔と商店街之変遷」の著者、矢嶋さんによると、青梅街道と大場通りの交差する箇所が、四面道。四面道というのは元、秋葉神社の常夜灯のことであるらしい。

  江戸時代の末期に、常夜灯講中が建てた。秋葉神社は東京の秋葉原という地名の起こりにもあるように、火伏の神であるという。当時、江戸には火事が多かった☆ので秋葉神社も多かったのではないか。

  もと、四面塔とも、云ったらしい。あるいは四面体をしていたか。あっしは別に、四面灯も考えた。   

 また、長くなったので、「風土記」の感想はここで終わることにする。
                                 (完)

 ☆よくは覚えていないが、江戸に多いものを集めて「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」とかってのが、あったような気がする。

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